不能の王国
自らの限界というのは二種類あると思う。
1.やって出来ない限界。
オリンピックの選手がブチ当たる類の限界だ。
2.やることが出来ない限界。
凡人学生が企業したり海外行ったりする人羨みながら当たる限界。
どうも自分にとっては2の限界が大きすぎる。
対処の仕方もわからないし、対処しなきゃいけない事案が多い。
これが飯を口に運ぶ事が出来ないとまで行くと病気なんだろうが
風呂のスイッチを消し忘れるとかそういう事案が
数として巨大にふくれあがっていて生活に支障がでている。
生まれてこの方意図して自分自身を変化させられたことがない。
成長しようとおもって成長できた気がしない。
出来ない事が出来るようになるというのは、ちょっと難しい。
殆ど絶望と言っていいような諦念をもって自分という人格に付き合っている。
そのことに関して落ち込むとか、なにか激しい感情を今更持たないが
持っている方がきっと周囲には人間らしく見えることだろう。
死ぬまで自分が変わらないかは見当がつかないが
それなりに楽しく生きていきたいと思う。