実名ネットには賛成しかねる

なんかもう、まる一週間ぐらい経ってるのだけど

先週は加代子とアルプスに行ってきた。

会うのはやけサマ以来ほぼ丸一年ぶり、

まともに酒だのなんだのというのは二年

ぶりぐらいではないだろうか。定かでない。

 

メンバーが大学を四年で卒業出来ないことに定評のある

我がバンド「デザイン優先で押しにくいボタン」だが、

この度初めての中退者を輩出してしまい、

やはり何らかの呪いに似たものを感じる。

また、初めて会ったのは氏の入試のまさに当日だったので

全き光陰矢のごとしの感を強めた。

 

まだアレとアレが付き合っていたりとかするぐらいまでの

あそこ周辺の人間は面白いなぁと思っていたので

徐々に人間関係が疎遠に、あるいは瓦解していく様は

面白いと言うよりは純粋に淋しい気持ちを喚起する。

現代美術破壊研究会のブログに上がってくる皆の文章は

結構楽しんで読んでいた。そう、基本的には文章が面白い。

 

それにしても不思議な人間だ。諸々の経緯や風聞を聞くに

致命的な人格的欠点でもあるんじゃないかと思わずにいられないのだが

会って話している分にはあまりそういう部分は出てこない。

一体なにが周辺の破局フィールドを惹起しているのか、

正体は朧げだが、そこから緩慢な破滅が注ぎこまれている…。

 

今度個人誌をPDFかなにかでください。