更新作業

ブログを更新してくれよと言われるたびに

「あれ、時間がかかるんだよ。暇な時に更新するわ」

とかなんとか陳弁しているのだけれど、

では実際どれくらいかかるのかというと最低一時間、あるいは

悪ければ二時間ぐらいこんこんとディスプレイを眺めている。

かけている時間を何人かの友人に告白してから改めてブログを読み返すと

質量ともに構想執筆推敲に二時間かけたとは思われず、

「いったいどこにそんな時間がかかってるんっていうんだ」

と我ながら思わずにはいられない。友人にだってそう言われた。

 

読み返すさなか、どうも日本語がぼんやりしているように思えたのだけど、

具体的にどこがどう良くないのか今ひとつ見えない。

どこがどう悪いかは分からんが、多分物書きのプロに渡したら

最初から最後まで真っ赤にして返されるのだろう。

これまで何かを書き付けた時に、書き方の正しさに頓着した試しがなく、

「てにをは」という言葉の意味すら昨日やっとwikipediaを読んでみた程度。

読んでみたはいいが何やら長かったのですぐ閉じてしまった。

 

物事には作法というものがあるもので、作法というのは

過去の人達が感覚で為したものを理屈や形式でわかりやすくしたものなんだけど、

文章書くこと一つにもたくさんそういうものがあるのだろう。

組版の禁則処理のような、知っていて、間違えなければ良いルールみたいなもの。

そういうのを全く知らないけれど、時々みかけると

「そ、そうだったのか!」と昔書いたものを思い返しては

忸怩たる思いになり、そして寝たら忘れてしまう。

いい加減なにか調べて憶えて見てもいいのじゃないか。

何を参照したものだろうか。