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旅の顛末 4

もう一週間も一日目のことを書き続けてますね。なんなんでしょうか。

 

続々々 一日目

 

先日はYと妹がどう違うだのなんだのという話で終わっていたが

友人の家族が見るとどこがどう似ているだとか気になるものだ。

そういえば旅の前日に一泊させていただいたNの家でも

NとN母が似ていると思ったのだ。顔立ちがなんとなく似ている。

しかし、N妹と一度会う機会があったのだが、これがNと全く似ていない。

もしかして顔立ちは似ていたのかもしれないが、他が衝撃的で思い出せない。

全身ピンクの出で立ちで現れた妹さんは所謂ギャルで、

身につけてるものが総額で果たして何ケタなのかといった風体だった。

姉であるNは飾り気なく、化粧もせず、髪の毛を短く刈りあげていて

どこか素朴な印象で全く真逆、あるいは違いすぎて順逆で語れない。

 

妹さんが変わり者でNが普通だとかそういうことでもない。

一番最初の旅行記に書いたように著しく殺風景な部屋に住んでいるし、

三十近くになってから再度大学に入学して哲学をやっている。

どちらがより変人として重度かといえば秤が掲げるのは妹さんかもしれない。

要するに二人が違いすぎるように見える。

一つの家庭からどうしてそこまで違う人物が…と思う。

両津勘吉と両津金次郎とか、そんな感じだ。

 

閑話休題、したいのだが、行き掛けの電車のなかで

くだらない雑談をしたことを思い出した。

新小岩であまりに人が電車にダイブするので経済的損失が著しく

これを最適化するためにはどうすればいいのかという話で

飛び込み自殺専用の電車を24時間運行していればいいのではないか

という話になり、その後はいかに自殺志願者を効率良く絶命させ

死体をゴミ収集車で運んで捨てるかみたいな話になった。

これが功利主義の欠点ですとはサンデル先生もいわなそうな酷い話だ。

 

多分上記のように見聞きしたことや会話したことで忘れている事もあるのだろうが

こんな内容なら思い出さなくても別にいい。

 

泊まらせて頂いたY実家には猫が二匹いて、黒猫ちゃんとブチっぽい子だったと思う。

黒猫ちゃんは人と見ると寄ってきてとにかく構って欲しくて仕方がない。

かわいいやつである。とてもかわいいのだが、口が臭い。

数メートル離れても同じ部屋にいればドブのような臭気が漂ってくる。

なんて残念なやつなんだ。私はどうも臭いの類に敏感でいけない。

もしもホームレスの衣服をまとった長澤まさみに迫られてもお帰り願う。

それ以外は本当に可愛いやつだ。

 

もう一匹の猫は一回りか二回り大きく、毛がふさふさしていて、

顔が可愛いが決定的に無愛想なのが悩みどころ。

しかし猫というのはそこにいるだけで可愛いのだし

それでいいではないか。可愛いやつだ。

ボリュームがあって抱き心地が良い。

 

Y実家に泊まって一泊目は、多分ピザをごちそうになった気がする。

じゃあ二泊目はなにをごちそうになったのか、は記憶の欠落で困った。

とにかくピザを食べた記憶はあるのできっとピザを食べたのだろう。

これがピザじゃなくてうどんでも、それは価値のある真実ではない。

 

朝食夕食と色々頂いたがどれも美味しかった。

ピザに塗ったくったバジルペーストが家で育てたバジルで作ったもの、だとか

一々食卓に出てくるものが庭で作ったのーみたいで驚き。

いくら田舎だからといって畑が併設でもないのにといった驚き。

インドに行ったら本当にみんなターバン巻いてんじゃんみたいな驚き。

いや、ターバン巻いてるかは知らないのだけど。

 

食前か食後か判然としないが一人づつシャワーを浴びてくつろいだ。

もはや全員疲労困憊だったが、Yが持参したカードゲームを始めた。

ニムトと…あとなにかしりとりのカードゲームだったが名前は失念。

両方共中々面白いゲームだったのだが旅行中、もう一度しか機会がなかった。

またやりたいなぁと思うのだが、カードゲームをわざわざやりに集まるのも

なんだか自然でない気がするので、意外と機会がない。残念なことだ。

 

いい加減疲れていたので布団を何枚か敷いて川の字で四人寝た。