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掃除機を買う

掃除機を買った。

 

確か東芝製のもので、小さい、一万六千円ぐらいのものだ。

暖房と照明とMacをつけていて、ブレーカーが落ちやしないかと

思いながらプラグを突っ込んでスイッチを入れる。動いて安心する。

キャスター付きの本体からホースが伸びている形の、

昔ながらのタイプで、スティック型よりどうやら吸引力が強い。

狭小な我が家で取り回すには申し分ない。

暮らしているときは気づかないのに、いざ掃除してやろうと目を凝らすと

部屋のどまんなかに綿埃が鎮座ましましているから驚いてしまう。

この一年、フローリングモップでそれなりに不便はなかったけれど、

掃除機には掃除機の気持ちよさがあるものだ。

 

しかし誰がこの吸引機械を掃除機と呼んだのだろうか。

cleanerの和訳だろうか。まぁ、確かにこの道具は掃除しか出来ない。

片付けはやってくれない。それは間違いないが、

掃除をしているのは自分なのだし、

洗濯機が洗濯をしてくれるようには掃除をしてくれる感じはしない。

そんなわけで、大仰な名前だなお前は、と密かに思ってきた。

 

それも、安価になればこそかもしれない。

食洗機ぐらい値段が張ってかさばったらどうだろう?

よほど吸引機能をありがたがったかもしれないな。